2012年04月22日

【報告】対話ラボ第5回勉強会「地域でつくるOST」【4/21】

4/21に開催した対話ラボ第5回勉強会の報告です。

会場は西東京市障害者総合支援センター「フレンドリー」。
西武新宿駅田無駅から徒歩約7分。
昨年5月にオープンしたばかりの新しい施設です。

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今回のテーマは「地域でつくるOST」。
OSTを体験する、どんな時に使えるのかが分かる、仕組みと起こることを知る、を目的とした体験型の勉強会です。

参加者はスタッフを含め、20名が集いました。

始めにホストのハルから挨拶と流れの説明があります。

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続けてアイスブレークの4コマ自己紹介。

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アイスブレークで場が和んだら、2ラウンドのワールドカフェに入ります。
カフェのお題は「人が集う時、そこに何があるのでしょう」。
人が集う目的とは何か、「集う」と「集まる」の違いとは何か等、各テーブルで様々な対話が生まれました。

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ポストイットで全体共有。

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短い休憩を挟み、いよいよOSTの世界へ。

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ホストのハルから、OSTの概要や流れ、4つの原理についての説明がなされます。

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OSTの4つの原理とは、OSTの話し合い方を成り立たせている基本的な考え方と、参加にあたっての心構えとなるものです。

OSTでは、全体テーマに基づき、参加者が主体的に、自分が話したいテーマを掲げて参加者を募ります。

今回の全体テーマは、「人が豊かに集うコミュニティをつくっていくために、今ここで話し合いたいことは何ですか」。
しばしの沈黙の後、1人、また1人とテーマをあげていきます。
参加者から、計10個のテーマがあがりました。

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テーマを掲げた人は自分のテーマに責任を持って、そのテーマについて話したいと集ってくれた参加者をホストします。

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それぞれのテーマについて話すラウンドが終わり、ハーベスト(全体共有)へ。
たくさんの書き込みがなされた模造紙を中央に置き、参加者全員が再び輪になって座ります。
そこで何かを発言するかどうかも自由。
自分の思いを語るのも良し。ひたすら人の話に耳を傾けるのも良し。
すべて、決定権は参加者に委ねるというのがOSTのスタイルです。

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ハーベスト後、ポストイットに感想を書いて壁に張り出しました。

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OSTの体験が終わり、OSTについての短いレクチャー。
配布資料をもとに、OSTの解説と質疑応答が交わされます。
思わず白熱した議論に。
みなさんの熱い思いがひしひしと伝わってきます。

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振り返りを兼ねた1ラウンドのワールドカフェ。
「今日学んだこと、更に深めたいことは何ですか?」

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最後に、もう1度輪になって、振り返りの全体共有。
参加者のみなさんから、以下のような発言がありました(一部抜粋)。

・OSTはワールドカフェ以上に相手を信じる必要がある。

・いろいろな意味で相手を信じる必要があったな、と無意識的に感じていたと思う。

・ワールドカフェにしろ、OSTにしろ、AIにしろ、人が豊かに集まってコミュニティをつくるツールのひとつ。「OSTをつくる」のではなく、「OSTでつくる」ということを意識したい。そうすれば、(「マニュアル」にこだわらず)柔軟になっても、変形してもいいのかも。

・OSTは初めてだった。やりたいこと、目的に合わせてアレンジしたい。

・どういう人を呼ぶかによって、ワールドカフェをやるのか、OSTをやるのか、など、選択が変わってくる。

・人を集めるには「期待感」が大切だという話が出てきた。

・(OSTの質は)参加する人のレベルによっても変わってくるのではないか。

・ワールドカフェよりもレベルが高いと感じた。OSTだけでは難しく、(今日の参加者、OSTに興味を持って集まってきた人と対比して)一般の人を対象に実施するには、アレンジが必要。

・OSTは高い(ホスティング)スキルが必要。ただ、(OSTにしかない)自由さがあるので、噛み合う(うまくいく)と発見につながる。チャレンジする価値はあると思う。

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参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
次回の対話ラボでお会いしましょう!

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2012年03月30日

【ご案内】対話ラボ勉強会 第5回 「地域でつくるOST」【4/21(土)】

ハルです。

次回はワークショップかと話していたのですが、
OSTの勉強会がやりたいと盛り上がり、
今回も勉強会となりました。

ワールドカフェの次のステップとして使われることもあるOST。
地域で行うときにどんな方が集まり、
どんな風になるのか、楽しみです。

以下ご案内文です。


□■━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−
<対話ラボ勉強会 第5回>
 「地域でつくるOST」
 日時:2012年4月21日(土)13:00〜18:00
場所:フレンドリー(田無)
━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−━−□■

地域振興やまちづくりの現場でもワールドカフェの手法が広まってきました。

ワールドカフェも深く探求すればさまざまな可能性のある話し合いの手法なのですが、
対話が進んでいくとワールドカフェでは適切ではないと感じる段階もあります。

あくまで一例ですが以下のような時です。
・参加者がより個別の、具体的な行動について話し合いたいと感じている時。
・全体で大きなテーマについて対話をした後、
特定のテーマに興味がある人同士で話がしたくなっている時。

そんなときに使うことができるのがハリソン・オーウェンが1985年に提唱した
OST(オープン・スペース・テクノロジー)と呼ばれる対話の手法です。


今回はそのOSTについての勉強会を行います。

OSTの手法について書いてある本も出版されていますが、
基本は3日間でプログラムの説明がしてあります。
しかし、実際日本でワールドカフェと組み合わせて使う場合は3〜5時間程度で使われるこ
とが多いと思います。
地域やまちづくりの現場ではさらに短い必要が出てきます。

そこでこの勉強会では2〜3時間で行う条件にフォーカスします。

テーマ出しの前の説明では何に気をつける必要があるのでしょうか?
どんな時にOSTを使うと効果的なのでしょうか?
一つ一つの対話の構造にどんな意味があるのでしょうか?


実際にOSTを体験して、対話の構成を理解した上で、
参加者同士で疑問を出しあい、理解を深めます。


…─…─…─…─…─…─…──…─…─…─…─
<対話ラボ勉強会 第5回>
 「地域でつくるOST」

日 時:2012年4月21日(土)13:00〜18:00(開場12:30)
場 所:障碍者総合支援センター「フレンドリー」(田無駅徒歩7分)
 住所:西東京市田無町四丁目17番14号
 地図:http://www.city.nishitokyo.lg.jp/sisetu/itiran/hukusi/friedly110520.html
定 員:25名
資料代他:1000円(学生500円)
お申し込み:
 こちらのフォームよりお申し込みください。
 https://ssl.form-mailer.jp/fms/d16a684c162638

<このような方にお勧めです>
・ワールドカフェ以外の対話の手法を知りたい方
・OSTを何回かやってみてもっと深く知りたい方
・より具体的な対話や議論にも合う対話の手法を知りたい方
・OSTの形式を体験してみたい方



◇OST(オープン・スペース・テクノロジー)とは?◇
参加者がみんなと話してみたいと思ったテーマを掲げ、この指とまれ
方式で話したいテーマ毎に集まって話をします。
同時に複数のテーマが上がる中、参加者は一番話したいテーマに集まり、
話をすることで、密度の濃い話し合いをすることができます。
また、ずっと同じテーマの話し合いの場に居続ける必要はなく、興味あ
るテーマの場を渡り歩くことも自由です。

※今回は本来のOSTの条件を満たしていない部分もあるかと思いますので、そのあたりにこ
だわらず受け取っていただければ幸いです。


---◇対話ラボについて ◇----------------------
対話ラボは、対話の手法のノウハウや実践を共有する場をつくってい
くための集まりです。勉強会や、ワークショップを行いながら、地域
をつなぎ、元気をつくる対話を広めています。
勉強会は対話の手法を学ぶ集まりとして少人数で行うもので、
ワークショップは様々な対話の手法を体験する場として行っています。


<お知らせメール登録>
今後対話ラボのイベントの告知をメールで受け取りたい方は、
こちらのアドレスに空メールを送ってください。
taiwalab_info-subscribe@yahoogroups.jp

登録案内アドレスが届くので、それに返信すれば登録されます。

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主 催:対話ラボ(http://taiwalab.seesaa.net/
お問い合わせ:松澤 taiwalab@gmail.com
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2012年03月06日

【報告】対話ラボ 勉強会第三回「ワールドカフェの問い」

お久しぶりです。
ハルです。
四回目の報告が出たあとですが、
第三回の勉強会の報告です。


第三回のテーマは「ワールカフェの問い」
この回はこの対話ラボのできたきっかけともなった、
多摩コミュニティビジネスネットワークの分科会としても位置付けての実施でした。

場所は小平市のお蕎麦屋さんの二階でした。
もちろん和室です。

こんないい雰囲気の和室だからと、
問いの出し方も和紙とか千代紙とか使おうとか、
音楽も少し和風にするとか、
ちょっと工夫もしました。

アイスブレイクで少し体を動かして自己紹介をしてからスタート。

1ラウンド目の問いは
「どんな問いが話しやすいですか?
どんな問いが話しにくいですか?」

あくまでスタートの問い。

2〜3ラウンドの問いで話を深めます。

問いの提示は千代紙に包んだ紙に書いて配りました。
ここで一つ勉強会ならではの仕掛けを入れました。
合計6テーブルに似たような二種類の問いを配りました。

三テーブルは
「どんな話が生まれる問いが良い問いだと思いますか?」

残りの三テーブルは
「問いからどんな話が生まれて欲しいと思いますか?」

似たような問いでも話の内容は変わってきます。

三ラウンド目に気づいた人ももちろんいました。


最初は深まった話の内容自体について振り返り。

みなさんいろんな気づきを共有してくれましたが、
中でも盛り上がったのが、「問いローゼ」について(笑)
といについて考えすぎて、ノイローゼになりそうと言うことだそうです。


次に二つの問いの違いについて振り返りました。

気づいていた人も、気づかなかった人も、
違いについては盛り上がって話していました。


最後には、そんな問いを実際どんなふうに作るのかを、
二つの大きなサークルに別れて共有をして行きます。

問いの作り方だけではなく、ファシリテーターの在り方や、意図をどこまで出すのかと言った話まで色々出てきました。


改めて問いだけにフォーカスをあてたプログラム。
スタッフも含めて存分に楽しんだ時間でした。

最後はおうどんとお蕎麦を食べながら懇親会。

話が盛り上がって終わりました。

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そうそう。
嬉しいことにこの回は終わったあとにプロジェクトが生まれました。


生まれたプロジェクトは「会議ラボ」
決めない対話ではなく、決めなきゃいけない会議にフォーカスをあてたものです。
4/15にイベントをやる予定です。

このブログでも紹介しますので、
ご興味ある方は日程おさえて置いて下さい。
posted by 対話ラボ at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする